困った男もいたもので… | さいちゃんの教会音楽な日々

困った男もいたもので…

 6月28日(日)に、アマチュアオーケストラと一緒にヘンデルのオルガン協奏曲を演奏するため、只今練習中なのだが…


 実はヘンデルというのは、大変困った男なのである。


 なんでなんで?とお思いになるかもしれないが、何とこの男、オルガンが全部ソロで弾く第2楽章を


 Organo (Adagio e Fuga) ad libitum.


 と一言書いて済ませてしまったのだ。日本語に訳すと


 オルガン (アダージョとフーガ) アドリブで。





 アドリブ~~~~??一体何を考えているのだ!?!?


 というわけで、前回のオルガンレッスンの時に持って行って、My師匠に聞いてみたところ





 「つまりだな…


 ヘンデルは 怠け者 だったもんで


 楽譜書くのがめんどくさかったんだよ。



 だから、即興して済ませたのさ。」







( ゚д゚)



 …な…


 怠け者ぉ~~~?



さいちゃんの教会音楽な日々-haendel-stamp


 認定されちゃったよ、ヘンデル。






 ←つまり、この怠け者のせいで、後代の演奏家はここでアダージョとフーガを即興しないといけない羽目になった、と。
 
和風素材の篆刻素材AOI 様から、スタンプ枠お借りいたしましたm(_ _)m






 ヘンデルよ…


 せめて最初だけでも書いといてくれたら…(>_<)


 テーマも何もないところから、フーガを即興するって難しいよぉ。・゚゚・(>_<;)・゚゚・。




 といいつつ実は、誰か他の人が作った第2楽章の楽譜を指揮者からもらったのだけど…ヘンデルのスタイルを真似ているようで、あちらこちら不出来なもので、あまり納得がいかないのである(苦笑)
 CDも2種類聞いてみたが、ヘンデルの他の曲から調性の合うのを引っ張り出して弾いている模様。



 さぁて、どうしたもんだか…





 真剣に悩み中。