教会大会のプログラムとチケット到着! | さいちゃんの教会音楽な日々

教会大会のプログラムとチケット到着!

 珍しく郵便屋さんがうちの呼び鈴を鳴らしたので、何が届いたのだろうと思ったら…


KirchentagMappe  6月6日~10日までケルンで行われる、



 ドイツ福音主義教会大会の


 プログラムと、参加チケット



 お待ちしておりました~(笑)




 2年前のハノーファー大会に行きそこなったので、4年ぶりの大会参加となる。ドイツ中どころか、世界中から10万人以上が集まる教会大会だ。

 届いたのは全日程参加用チケットと、プログラム冊子、讃美歌集、ケルンの地図、メイン会場のメッセ(見本市)見取り図等。プログラムの冊子だけで600ページという分厚いものである。6月6日の夕方の開会礼拝と10日の朝の閉会礼拝以外、つまり7日~9日のプログラムは、ケルン中のありとあらゆる場所で何百も並行して行われているせいだ。ほとんど「何でもあり」な感じだが、逆に言うと10万人の参加者は、それぞれ自分の興味のあるテーマを何かしら見つけることが出来るという利点もある。毎回3つぐらい大きなテーマがあるのだが、今回のテーマは「人間」「共同体」「世界」となっている。そのテーマを1つ決めて、ずーっと留まって3日間過ごすのもよし、祈りたかったら3日間祈って過ごしてもよし、現職の政治家を招いての討論会で熱い議論を楽しむ(?)のも一興、教会音楽漬けになりたかったらクラシックなものからゴスペルまで何でもあり、他宗教との対話や内容に興味があればイスラム教・ユダヤ教から新興宗教まで取り揃えており、様々なキリスト教系団体の紹介を兼ねた展示を見ているだけでも1日過ごせるというふうにである。

 …と読んでみても、きっと参加したことのない人にはどんなものだか見当もつかないに違いない。規模といい充実した内容といい、日本ではこの手の大会が成立する可能性がほとんどないから無理もないと思う。

 私自身は1997年のライプツィッヒ大会に初参加して、大会の内容の濃さに衝撃を受けて以来、1999年のシュトゥットガルト大会はもちろん、2001年のフランクフルト大会、カトリックと合同で行われた2003年のベルリン大会と参加してきていて、今回は5回目の参加になる。この分厚いプログラム冊子から自分の参加したいプログラムを選んで日程を組む要領ももう掴めており、とにかく事前にこの冊子をよく読んで自分の「時間割」を決め、その通りてきぱき動くことが肝心だと心得ているので、この冊子を心待ちにしていたのだ。

 私は教会音楽家だからといって、こういう大会で音楽漬けになって過ごすタイプの人間ではなく、こういう機会には自分が興味を持っているあちこちのテーマに顔を出し、新しいことを学ぶきっかけにしている。今回はどの催し物を選ぼうか…今から計画を立てるのが楽しみである。



 今回のケルン大会のテーマ聖句は…


 "lebendig und kräftig und schärfer"


 「生き生きと、力強く、そしてより鋭く」(ヘブライ人への手紙4章12節)