今明らかになる衝撃の…裏話! | さいちゃんの教会音楽な日々

今明らかになる衝撃の…裏話!

 シュテックフェルト合唱団、本番前最後の練習日。難しい曲に取り組んでいるせいで、いつになく出来が不安定だったのだが、今日はお隣のカトリック教会合唱団からテノールの助っ人が加わり、シュッツのモテット"Also hat Gott die Welt geliebt"(「神はそのように世を愛された」、テノールが2声の混声5部合唱の曲)もだいぶ安定した。

 …というか、曲を何とか仕上げるために、今日は猛烈な勢いで練習させたのだが、この合唱団のすごいところは「打てば響く」ところで、私が集中して引っ張っていけば、みんなも集中してしっかりついてくるのだ。だからこっちも安心して、多少強引にでも引っ張れる。先週の時点では、予定していた4曲のうち1曲を放棄しないといけないかなぁ、と思っていたのだが、(まだ危うさはあるものの)最終の練習日にここまで歌えるようになるとは大したものだと思った。この調子なら、来年4月のコンサートも必ずやいい出来で歌ってくれるに違いない。


 ところで今日は、練習後に合唱団の中心人物S氏と話していて、大変な裏話を聞いてしまった。今年1月の、採用試験 とも関連した裏話である。

 以前から、何だかこの合唱団はお隣のプリーニンゲンの教会音楽家B女史との関係が良くないようだな、と思ってはいた。B女史は私がこの合唱団の指揮者になる前、プリーニンゲンとシュテックフェルトの両合唱団を掛け持ちして指導をしていた。彼女が両合唱団を1つにしたいと言い出したのだが、シュテックフェルトの方の合唱団員が嫌がって、結局シュテックフェルト側が新しい指揮者を探すことになった…という経緯があったらしい。ここまでは私も、他の古参の合唱団員にすでに聞いていた。

 B女史との関係が良くないのは、彼女の合唱団合併計画を拒否したからなのかなぁ、と思っていたのだが、なんとそれだけではなかったのだ…(汗) S氏の口から聞いてびっくり、なんと1月の採用試験のときの私の対抗馬は、B女史の甥だったというのである!!



 ひゃあああああ…    怖。



 つまり、この合唱団は…B女史の合併計画を拒否したのみならず、B女史の後任として応募してきた甥も不採用にしてしまった、と…((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル

 S氏いわく「だって、彼の指導はひどいものだったんだよ。あなたと同じ曲を課題に出しているから、合唱団にとっては2度目の曲なのに、全然歌えるようにならなかったんだから。前に立つ人でこうも結果が変わるものかなと思ったねぇ。」だそうで…。いや、そう言ってもらえるのはホントに嬉しいんだけれども、それにしても…


 これでB女史との関係が良好だったら、そっちの方がおかしいわな_ _;


 しかもしょっちゅうプリーニンゲンから借りてきて返さずじまいの楽譜が、シュテックフェルトの楽譜棚から発見されるし…(ってそれは枝葉のことか…_ _;)

 「つまり…B女史との関係はとっても微妙なわけね?」と確認の質問をS氏にしてみたら、「うん、と~~~っても微妙。気をつけないと、ねぇ…。」だそうである。


 ところで、来週の月曜日にシュテックフェルト教会の関係者が集うアドヴェント・パーティーがあって、今日私も正式に招待状を頂いた。忙しいけれど、指揮者としてはさすがに顔を出さねばなるまいが…

 牧師に聞いたところによると、当のB女史も来るらしい。



 ……な、仲良くしようね、Bさんっっ!!!    (滝汗)